5月15日に大阪府にある井岡弘樹ボクシングジムにてボクシングのプロテストが開催されたので同行してきました。
今回、私の所属するボクシングジムからは現役高校生(A君)の練習生が受験しました。
彼はプロテストを受験するのは今回が2回目で、1回目の受験の時は、練習量も少なかったこともあり、本番で実力が出しきれず不合格になってしましました。
今回は前回の不合格だった悔しさをバネに、ボクシングの練習量を増やし、ロードワーク等のフィジカルトレーニングの量も増やした上に、プロテストに向けて4キロの体重を落とし今回のプロテストに挑みました。
会場はコロナウイルス感染予防のため撮影等ができなかったので、私が見た感想を書いていこうと思います。
プロテスト会場に30分前に集合し入場したら抗原検査・身体検査・学科試験を済ませ、実技試験のスパーリング相手との顔合わせ・試験の注意事項を説明された後、実技試験のスパーリングのに向けてアップをします。
そして何組かの実事試験が終わり、ついに彼の順番がきてリングに上がりました。
1R
A君は特に緊張している様子もなく、スパーリングが始まっても普段通りの動きをしています。
パンチの完成度が高く、パンチのスピードでは受験生の中でもトップクラスのスピードです。
特にジャブのスピードが速く相手選手は全くパンチが見えていないのか、防御するのが精一杯の様子です。
このラウンドは普段通りの実力が出せていたので一安心でした。
2R
このラウンドは相手選手も果敢に前に出てきます。
A君はディフェンスが苦手なので距離を詰められてパンチを何発か被弾してしまいますが、その後は、しっかり距離を取り相手のパンチを警戒しつつ、しっかりパンチも出しています。
残り30秒で相手が再度前に出てきて撃ち合いになり、ボディーにパンチが入りA君の足が止まってしましました。
この瞬間は少しヒヤッとしましたが、すぐに体勢を立て直し残り10秒!!!
最後はお互いにパンチを撃ち合い、ここで終了のゴングがなりました。
両選手笑顔で挨拶をしてお互いに実力を出しきれたような雰囲気でした。
A君も実力を出しきれたようで、緊張より楽しかったと言っていました。
そして実技試験が終わり帰り道も合否のことを気にしていたようで、スパーリングの事や、合格発表の時間などを何回も聞いてきていました。
そして本日合格発表があり、無事に合格していました!!!
現役高校生のプロボクサーの誕生です!!!
しかし厳しい言い方をすると、プロテストに受かってプロボクサーとしてのスタートラインに立ったっだけなので、これからはプロボクサーとしての自覚を持って練習に励んで欲しいです。
感想は以上になります!!!
読んでくださった皆様ありがとうございました!!!